カミーユ・コロー展

鑑賞しに行ってまいりました。


今月末までの開催なので早めに行ってしまおうと思い、コロー 光と追憶の変奏曲
へ行ってきました。
さすが夏休み!失敗したぁ〜と正直思ったくらいの混み具合でした…。

出展数は110以上とボリュームがあったのと混んでいたのも重なり、
全て観終わるまでに相当な時間がかかってしまいました。


うまく表現できないのですが、絵を観ての感想はとても奥行きのある絵だったな
というものでした。
主にイタリアの風景画を描かれていたようで、左右に広がる木々の間にある
向こう側に通じる道や建物、そして空がとても印象的でした。


人物画にしても風景画にしても、空の存在をとても感じました。
空一つにしても様々な空色があるものなんだな、と再認識。
そして、さし色に赤を選ばれていたのも共通していたなぁと思いました。


会場内の説明書きにあったのですが、コローは『光が風景にもたらす効果』を知るべく
同じ場所に様々な時間帯に訪れ、光具合を確認していたようです。
努力無しには良い作品は生まれないってことなんですね。

今回はコローだけでなく、ルノワール、モネ、ピカソなどの作品も展示されていました。