今日もヒトリ勉強会。

スマートフォン制作 入門本を見ながら出来るところまで。


スマートフォンを制作するには大きく分けて3つの方法がある
 1.専用サイトをフルスクラッチで構築する
  PCサイトとは別にスマートフォン専用サイトをフルスクラッチ(いちから)構築し、
  スマートフォンからのアクセスの場合は自動的に誘導する。

 2.PCサイトをCSS/JavaScriptを使って見やすくする

 3.携帯電話向けのサイトを流用する
  携帯サイトをベースにスマートフォンサイトを構築するケースの場合、
  以下のことに気を付ける。
  ●半角カナ
   スマートフォンサイトの場合、可読性などの理由から半角カナは使われない傾向に。
   あらかじめ全角カナに変換しておくとよい。

  ●絵文字
   スマートフォンサイトでは、絵文字は表示できないので、削除するか画像などに置き換える必要がある。

  ●アクセスキー
   携帯電話のキーボード操作でサイト内を移動できる「アクセスキー」も利用できないので再検討する必要がある。


スマートフォンサイトの制作に必要な知識
 1.HTML+CSS(HTML5/CSS3を含む)
 2.JavaScript
 3.スマートフォンの特徴・仕様


iPhoneの仕様について
 画面解像度 iPhone3Gまで 320×480px
       iPhone4    640×960px

 搭載ブラウザ safari(Mobile Safari
        オープンソースレンダリングエンジン「WebKit」を採用
        ※JavaScriptが高速に動作するのが特(ChromeOperaとも肩を並べる性能)
     
       【例外 :: Opera miniについて】
        Opera miniレンダリングエンジンを内蔵しておらず、オペラのサーバー上でレンダリングした結果を受け取って表示する。
        iPhoneOpera miniでは表示結果に違いが出てしまう。(ボタンや罫線など)
        ◆中にはOpera miniからのアクセスの場合はPCとみなすiPhoneさいともあるので要注意!

 ■WebKitとは?
  WebKitは「HTMLレンダリングエンジン」と呼ばれるプログラムの一種で、Webブラウザーの内部でHTMLやCSSを解釈し、
  画面に描画する役割を担うもの。

 ■Mobile Safariの制限
  ●プラグインに非対応(FlashWindows Media Video、QuickTimeムービーなど)
  ●文字コードの変更ができない(テキストファイルを表示させる場合はShift JISで保存する)
  ●ウィンドウの制御ができない
  ●ファイルのアップロード、ダウンロードができない
  ●ファイルサイズなどの制限事項(細かな制限についてはアップルの「Safari Web Content Guide」にて確認)
●日本語フォントは1書体のみ搭載(ゴシック体(ヒラギノ角ゴのW3 W6)だけで表示され、明朝体はない。欧文フォントは数多く収録)


Androidの仕様を確認
 画面解像度  320×480px〜640×960pxと幅がある。
 
 搭載ブラウザ その名も「ブラウザ」!
        特に固有の名称は付いておらず、実際にChromeに非常に近い性能を持つことから「Chrome Lite」と呼ぶ人もいるそう。

Androidの特徴
 ●Flash Playerを搭載
 ●文字コードの変更に対応
 ●ファイルのダウンロードに対応
 ●画像形式やファイルサイズなどの(明確な規定は無いが、ダウンロードサイズの大きなページでは開けないことがある)
 ●「Droid Font」と呼ばれるOS標準フォントもしくは端末メーカーが独自に用意したフォントが搭載されている。
  一部の端末では「CJK統合漢字」と呼ばれる、中国(Chinese)・日本語(Japanese)・韓国語(Korean)で共通して
  同じ漢字を利用する仕組みを採用しているため、日本語のページを表示すると若干不自然に見える場合がある!


 ◆モジラAndroid版「Firefox」(ベータ版)を開発。



★PC上で確認できるプレビュー環境を用意する

 ◆Safari/Google Chromeでプレビューする
  特にSafariでは、[開発][ユーザーエージェント]メニューから簡単にユーザーエージェントを切り替えられるので、
  iPhoneiPod touchからアクセスしたときのようにスマートフォンサイトとPCサイトとの振り分けも確認できる。
  

  iPhoneに設定をするとこのように切り替えて表示される。
  

  ただし、厳密にはまったく同じというわけではないので、あくまでも簡易的な表示確認にとどめておくのが無難。



★シミュレーターをインストールする
 さらに実機に近いイメージで確認したい場合は、iPhoneAndroidアプリ開発者向けに配布されている
 SDK(Software Development Kit)の中に含まれています。 SDKは本来、アプリ開発者を対象にしたソフトです。

 ●iOSシミュレータ
  iPhoneの場合、Mac OS上で動作するiOSシミュレータが配布されている。(Windows版はありません)
  「iOS Dev Center」から無償ダウンロードできます

 ●Androidエミュレーター
  「Android Developers」からAndroid SDKをダウンロード。

 ○また、Androidエミュレーターは、オープンソースの開発ツール「Eclipse」で動作するので、
    Eclipse本体も公式サイトからダウンロード。
    (※Eclipse Classicをダウンロード)

  ○続いて、EclipseAndroid用のプラグインをインストール。
   1.Eclipse - [Help] - [Install New Software...] - [Install] - [Add...]ボタンをクリック!
   2.[Add Repository] で、https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/と入力しOKボタンを。
   3.[Developer Tools]にチェックを入れて[Next]ボタンをクリック。
   4.[Review Licenses] - [I accept the terms of license agreements]にチェック - [Finish]
   5.途中出てくる[Security Warning]などは[OK]ボタンで続行!
   6.インストール完了後、Eclipseを再起動すると、メニューバーにAndroid用のボタンが追加!
   7.Eclipseの環境設定を行う。
    [Window] - [Preferences] - [Android] - [SDK Location]項目に、コピーしておいた
    [Android SDK]のフォルダを指定し、OKボタンで確定!
   8.ツールバーに追加されたAndroidマークの[Opens the Android SDK and AVD Manager]ボタンをクリック。
    Androidの仮想環境を作成。
    8-1.画面左側の[Available Packages]をクリックし、右側のリスト三角アイコンをクリック。
     仮想環境パッケージのリストを表示。
    8-2.リスト内[SDK Platform Android 2.2, API 8, revision 2]のチェックをつけ[Install selected]
      ボタンをクリック。
    8-3.確認ウィンドウで[Install]ボタンをクリックすると仮想環境のインストールが開始。
    8-4終了したら[Close]ボタンでウィンドウを閉じる。
    【なぞ現象】私が上記作業をしようとしたところ、どうにもこうにもリスト内に[SDK Platform Android 2.2, API 8, revision 2]が
          出てこなかったので、そのまま下記のステップを試してみたところ、通常通りエミュレーターが起動しました!

          それが正しいのか否か深く調べていないのでわかりかねますが、とりあえず少し重いですが動きました。
    8-5.次に、ウィンドウ左側の[Virtual Devices]を選択し、右端にある[New]ボタンをクリック。
    8-6.[Name]に適当な名前を付け、[Target]から、インストールした[Android 2.2 - API Level 8]を選んで、
      [Create AVD]ボタンをクリック。
    8-7.作成された[AVD(Android Virtual Device)]を選択し[Start...]をクリック。
    8-8.[Launch Options]ダイアログの設定は変えず、[Launch]ボタンをクリック。
    8-9.しばらくするとAndroidエミュレーターが起動し、ホーム画面から地球儀アイコンをクリックすると
      [ブラウザ]が起動しWebサイトの表示をシミュレーションできます。 

      <<Home画面>>
      


サイトマップ作成用 オンラインドローイングツール
 Cacoo
 サイトマップ用のステンシル(テンプレート部品)が揃っており、必要なパーツ同士をコネクタでつなげていくと
 簡単にサイトマップが作れる。


★デザインカンプ時にネット配布されているデザインテンプレートを利用する
 iPhone 4 GUI PSD(Retina Display)